教務主任 久保田 文子 様

『日本語を教える』この奥深く魅力的な仕事に夢中になってそろそろ20年になります。この20年間ずっと、いい授業ができるようになりたい、どうすればいい授業ができるようになるんだろう…と探し続けてきたように思います。
若い頃はよく徹夜で授業準備をし、いい授業ができる魔法の方法があったら教えてほしいと本気で思っていました。
今はもちろん徹夜することはなくなり(できなくなったというべきでしょうか…笑)、その魔法の片隅がわかるようになりましたが、いい授業ができるようになるための「探しもの」は今も続いています。

あひる先生の「魔法じゃないんです、理論なんです、理論を理解すれば誰でもできるようになります」ということばを聞いた時、魔法の方法を見つけたような気がしました。いえ、魔法じゃないんですが…でも、魔法のようでした。

私は今、教務主任として、研修を開催したり、授業を見てアドバイスしたりする立場にいますが、自分が経験から感覚的に知っていることを、普遍的なことばで説明できないもどかしさを感じていました。しかしIDでは、その「ことばにならないことば」がきちんとことばになって理論的に説明されていました。これは私にとって驚きでした。
また、あひる先生によって「日本語教師のため」に日々の授業に落としこんでいけるようにデザインされたこのコースは、学びや気づきの連続で、とても充実した1ヶ月を過ごすことができました。

IDさえ学べば、すぐにいい授業ができるというわけではないと思います。ただ、ゴールやそこにたどりつくための道は見えてくると思います。ゴールもわからずにただもがき、魔法の方法を探していた若い頃の自分に教えてあげたいです。

教師はだれもが道の途中なのだと思います。私の「探しもの」もずっと続けていくつもりです。IDを知ったことでまた新たな道が拓けました。また、コロナ禍は日本語教育にも変革をもたらしました。私の勤める学校でも今、新たな教育を目指していこうとしています。それを考えるとき、IDを学んだことは非常に意義深いことでした。
さぁ実践はこれから!
今、とてもわくわくしています。

京進ランゲージアカデミー(KLA)京都中央校(法務省告示校)