8月期の募集を開始しました。
※本ワークショップは日本語教師の方を対象としたものです。
今回扱う「できる日本語 初級」は、今後新しく導入する組織が増えてきそうです。ワークショップを通じて意図や構成を考えることで、スムーズに授業がスタートできるでしょう。
「長年使ってきた教材が、今の学習者には合っていないように感じられる」
「勤務校で教科書の変更を提案したいが、うまく説明できる自信がない」
「新しい教材が話題になっているが、それがなぜ良いのかがわからない」
「不安のあまり、次から次へと出てくるツールに手を出しては翻弄されてしまう」
こんなモヤモヤを抱えている方、ぜひいらしてください。
なぜこの順序なのか、なぜここでこの活動なのか。
教科書の意図を徹底的に探りましょう。
このワークショップで得られるのは、明日から役立つ便利なやり方ではありません。
理論に立ち返ることで見えてくるもの、それが明日からの皆さんの軸になります。仲間と共に分析することで、新たな視点も得られます。
第二言語習得(SLA)理論についての読書会などを主催されてきた井料 佐紀子さんを講師にお迎えし、ワークショップを開催いたします。お申し込みリンクはこの下にありますので、内容をお読みになってからお申し込みください。
お申し込みフォームはこのページの一番下にあります。必ず以下内容を読んでからお申込みください。
日程(日本時間)
■第1週
8月19日(土)14:00-15:00 基礎編回 60分(『できる日本語』を使用したことがない方はご出席ください。出席できない場合は録画視聴をお願いいたします)
8月20日(日)14:00-16:00 分析回・前半 120分
■第2週
8月27日(日)14:00-16:00 分析回・後半、ふりかえり 120分
シラバス
■講師 井料 佐紀子 大学非常勤講師/養成講座講師、九州大学大学院文学研究科博士後期満期単位取得、修士(文学・国語学)
■実施形態 オンライン
■期間 2週間
■主な使用ツール Zoom, Slack, Google Drive (スライド、ドキュメント、スプレッドシート、Jamboard)本ワークショップではツールの使用についてのサポートは基本的に行いません。
■必要となる機器・環境
パソコン(共同作業の妨げとなるためタブレットやスマートフォンの使用は緊急時以外は推奨しません。またノイズを防止するため、受講中はイヤホンマイクやヘッドセットの使用をお願いします), インターネット回線
■参加費 各コース7,000円(税込み)
お申し込み後のキャンセル・返金はお受けしておりませんので、スケジュールをよくご確認の上お申し込みください。また、ワークショップの構成上、第1週を欠席された場合は第2週からの参加はできません。
■対象者 下記①②③④を満たす方。
①共同作業を多く含む内容であるため、仲間と協力し合いながら前向きに最後まで続けられる方。
②現役日本語教師、ブランクはあるが日本語教師として現場復帰したい方。
③日本語教育能力検定試験合格、または国内外の大学で主専攻・副専攻として、または文化庁届出受理420時間講座などで日本語教育の基礎について体系的に学んだ方。
④パソコンを使用して上記「主な使用ツール」の基本的な操作ができる方。
■定員 各コース6名(定員に達し次第締切ります)
■本ワークショップの目的
・第二言語習得(SLA)理論について理解を深め、みずからの実践に活かす。
■内容アウトライン
■第1週
基礎編回 60分(『できる日本語』を使用したことがない方はご出席ください。出席できない場合は録画視聴をお願いいたします)
分析回・前半 120分
■第2週
分析回・後半、ふりかえり 120分
※第二週の分析・共有後、各個人でリフレクションを書いて提出します。
※WS終了後、お互いにできるだけ多くのリフレクションを読み、コメントしあいましょう。期限は1週間となります。
■課題・提出物
課題:課題図書・反転動画での予習と確認テスト(個人)
提出物:リフレクション(個人。参加者間で共有します)
■修了証
第二週まで全日程に出席し、期限内にリフレクションを提出した方には修了証を発行いたします。
■課題図書
小柳かおる(2020)『第二言語習得について日本語教師が知っておくべきこと』(くろしお出版)
事前にお読みになった上でご参加ください。