SNSでは教授法や教材をめぐって日々さまざまな意見が交わされていますが、情報を追うことで却って混乱してしまっている方も多いようです。このあたりで一旦、理論に立ち返り、教科書が何を目指しどう設計されているかを紐解いてみませんか?第二言語習得(SLA)理論についての読書会などを主催されてきた井料佐紀子さんを講師にお迎えし、『できる日本語』をSLAの観点から分析するワークショップを開催いたします。
明日からすぐ役立つ何かが得られるものではありませんが、今後長きにわたり、みなさんの根幹を支える重要な見方・考え方が得られることと思います。
第二言語習得(SLA)理論についての読書会などを主催されてきた井料 佐紀子さんを講師にお迎えし、ワークショップを開催いたします。お申し込みリンクはこのページの下にありますので、内容をお読みになってからお申し込みください。
「できる日本語 初級」コース 5月お申し込み
上記申し込みウェブを管理するYahoo! JAPANのサービスは、欧州経済領域(EEA)およびイギリスからご利用できないため、該当地域にお住まいの方はこちらからご連絡をお願いいたします。
日程(日本時間)
5月21日(土)10:00-12:00
5月28日(土)10:00-12:00

シラバス
■講師 井料 佐紀子 大学非常勤講師/養成講座講師、九州大学大学院文学研究科博士後期満期単位取得、修士(文学・国語学)
■実施形態 オンライン
■期間 2週間
■主な使用ツール Zoom, Slack, Google Drive (スライド、ドキュメント、スプレッドシート、Jamboard)本ワークショップではツールの使用についてのサポートは基本的に行わないため、不安のある方は日本語ビー玉ネットへご相談ください。
■必要となる機器・環境
パソコン(共同作業の妨げとなるためタブレットやスマートフォンの使用は緊急時以外は推奨しません。またノイズを防止するため、受講中はイヤホンマイクやヘッドセットの使用をお願いします), インターネット回線
■参加費 各コース6,000円(税込み)
■対象者 下記①②③④を満たす方。
①共同作業を多く含む内容であるため、仲間と協力し合いながら前向きに最後まで続けられる方。
②現役日本語教師、ブランクはあるが日本語教師として現場復帰したい方。
③日本語教育能力検定試験合格、または国内外の大学で主専攻・副専攻として、または文化庁届出受理420時間講座などで日本語教育の基礎について体系的に学んだ方。
④パソコンを使用して上記「主な使用ツール」の基本的な操作ができる方。
■定員 各コース4名(定員に達し次第締切ります)
■本ワークショップの目的
・第二言語習得(SLA)理論について理解を深め、みずからの実践に活かす。
■内容アウトライン
・第一週 分析前半(120分)
・第二週 分析後半・ふりかえり(120分)
※第二週の分析・共有後、各個人でリフレクションを書いて提出します。
※WS終了後、お互いにできるだけ多くのリフレクションを読み、コメントしあいましょう。
■課題・提出物
課題:課題図書・反転動画での予習と確認テスト(個人)
提出物:リフレクション(個人。参加者間で共有します)
■修了証
第二週まで全日程に出席し、リフレクションを提出した方には修了証を発行いたします。
■課題図書
小柳かおる(2020)『第二言語習得について日本語教師が知っておくべきこと』(くろしお出版)
事前にお読みになった上でご参加ください。
「できる日本語 初級」コース 5月お申し込み